高血圧治療の救世主になる? ミネブロ錠について
おっはよーございます☀️
最近、見る夢が患者さん対応してたり、疑義照会してたりと、夢でも仕事してるのかと起きる度なんとも言えない気持ちになるおにくまるです🐷笑
二度寝😪しようとも上手くいかないので、
昨日、第一三共さんに勉強会してもらった
ミネブロ錠に関してざっくりと書きたいと
思います💊
一般的に血圧が高くなる要因として
アルドステロン経路があり、その経路を
ブロックすることで降圧効果が得られると
考えられています。
しかし、肥満や食塩過多が原因となって
結果的にアルドステロン分泌作用を高めてしまう、非アルドステロン経路も最近の研究で見つかってるらしく、そちらの経路に依存して
血圧コントロール不良な人にも効果的であると
言われてるのがミネブロ錠らしいです。
そしてなんと言ってもこの薬は利尿効果がほぼないという新しい位置付けの薬みたいです。
集合管に作用はするのに不思議ー🙄
でもざっくりとK保持性利尿薬にカテゴライズはされるので、高カリウム血症には注意みたいです。
話を聞いてみて、ACEやARB、Ca拮抗薬でもコントロール不十分な人にAdd-onすると低下作用でるみたいだから、凄いなぁと思う反面、
ひよっこ薬剤師は1つの疑問にぶち当たります。(知識不足が故かもしれませんがご了承ください。)
「じゃあさー、高血圧症の患者さんで、減塩指導の一環としてカリウムが豊富な食事を摂ると塩分排泄されやすくなるから、いいですよ。っていう指導はミネブロ錠には言えないんじゃない?」という疑問です。(生体内経路の勉強不足による誤解であれば申し訳ないです)
ミネブロ錠の指導箋にはカリウムは多く摂取しないよう記載されてます。
私がみてきた処方箋では、高血圧治療のメインでカリウム保持性利尿薬を使用しているのはあまり見受けなく、どちらかというと、浮腫改善でループやチアジド系のK排泄低下の抑止で選択してるイメージがありました。
なのでこの疑問がでてこなかったのですが、
ミネブロ錠に関しては、適応症が高血圧症のみなのでカリウム摂取に関する指導は、ベーシックな指導とは異なることになるんかなぁと。
そのこと伝えたらMRさんが「たしかに真逆の事言っちゃうので患者さん混同しちゃいますよね。」っていってました。
もちろん、個人差があるのでカリウムの摂取量どれくらいで過量になるのかは血液検査でモニタリングしないと何ともいえないし、食事でカリウムを大量摂取ってなかなか難しいので、
仮に摂取してもすぐには高カリウムにはなりにくいのかなぁ、という見解は個人的にはありますが、、、。しかし、積極的にカリウム摂取を推奨はしてはいけない薬であることは確かですね!
服薬指導って、表現の仕方を1つでも変えたりすると、患者さんによって捉え方が千差万別なので言葉選びがほんと難しい、、、。
言葉のボキャブラリーがほしい今日この頃です。
さあて、二度寝しますか😴笑